2020/03/08 13:10
こんにちは。
毎朝寒くて起きるのが億劫ですよね。
そんな寒い日でも心がホッコリするものを目指して日々奮闘しています。
今回紹介させていただきたいのがこちらです。

まずはこの小さな天板。
あまりにまん丸にしすぎないように作成いたしました。
少し歪んだ丸にすることで「無骨さ」が出たんじゃないかと思います。
金具は釘やネジの最小限にしたかったので、こちらの引き出しにはレールは付いていません。
取っ手ももちろん木です。

何故なら私は木が大好きだからw
生まれて育ったのが山の中だからか、木が大好きなんです。
どの商品にも最低一箇所は何かしらの原木を使おうと思っています。
原木って少しあるだけで暖かさがとても出てくれるんです♪
こちらではこの天板を支えているのが二本の松ぼっくりの木です。

もちろん腐食・防虫剤を塗ってあります。
そして天板の裏にもしっかりとニスを塗りました。
ちょうどこの画角で見ると丸い天板の歪さが分かりますね♪
もちろん裏側にもしっかりペイントしてあります。

天板は小さな木をいくつか貼り合わせてあるのですが、そのうちの一つがご覧のように白くペイントされた木です。
ですが、そのままだと真っ白すぎたので、ヤスリがけをして地肌を少し出し、その上からウォールナットの色を薄く塗りました。
これで周りの木とも少し馴染んだように思います。

セオリーではこの場合は側板は横目になるのでしょうが、私はあえて縦目にしました。
引き出しの方も側板は縦目になっています。
「何故?」と聞かれると困るのですが、こっちの方が好きなんです。
テレビ台や本棚のような大きいものではないので、この辺はそんなにこ難しく考え何でもいいかと思い、
自分の好みのように作りました。

そして、ダメージ加工。
ダボの跡もしっかりと傷をつけてあります。
「そこに昔からあったような存在感」を出せるように、至る所に傷をつけました。

こちらの引き出し付きのインテリアですが、和室にぴったりだと思います。
もしくは出窓なんかにチョコンと置いてみるととても素敵です。
私は撮影のために玄関に置いてみたのですが、引き出しの中に鍵などを入れてもいいなぁ、と思いました。
こういう原木をそのまま使ったものってなかなかないので、インパクトがあり、木の暖かさが出ていると思います。
おじいちゃんおばあちゃんのプレゼントにもいいのではないでしょうか?